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医大で教えられた嘘とは?「健康主権」を取り戻すための考え方

数十年にわたり医大で未来の医師を育成してきたアメリカの著名な教授が、ある日カメラの前で次のように告白しました。

「私が教えてきた内容が、患者さんをより病気にさせていました」この衝撃的な発言の主は、UCLA医大の教授であり放射線科専門医のロバート・ラフキン(Robert Lufkin)博士です。彼は最先端の医療現場で、がんや認知症患者の画像診断に長年携わってきました。しかしその一方で、博士自身も糖尿病予備軍、高血圧、脂質異常症といった慢性疾患を抱えていたのです。博士はやがて、ある重要な事実に気づきます。現代医学は「薬」によって数値をコントロールすることに重点を置くあまり、患者は根本的な改善に至らず、結果としてより多くの薬に依存する構造になっているのではないか、という点です。そこで博士は、自ら臨床試験の対象となり、薬に頼らず生活習慣の改善のみで4つの慢性疾患を完全に「逆転」させることに成功しました。

本記事では、彼が指摘する現代医学の課題と、代謝健康に関する本質的な考え方について解説していきます。


現代の病のたった一つの根源「代謝障害」

肥満、糖尿病、高血圧、心臓病、さらには認知症や一部のがんまで――皆さんは、これらをそれぞれ別々の問題だと捉えていないでしょうか。ラフキン博士は、これらすべての病気の根源はただ一つ、「代謝障害(Metabolic Dysfunction)」にあると指摘しています。代謝障害とは、体内でエネルギーを生み出し、活用する仕組みが正常に機能しなくなった状態を指します。

さらに博士は、従来医大で教えられてきた5つの常識に対し、以下のような異議を唱えています。

カロリーの誤解
「食事量を減らし、運動量を増やす」という考え方は間違いです。重要なのはカロリーの総量ではなく、「どの食品がインスリンを刺激するか」という点です。

飽和脂肪への過度な警戒
心臓病の主な要因は肉類ではなく、インスリンを過剰に刺激する砂糖や精製炭水化物、さらに炎症を引き起こしやすいサラダ油などの植物油脂です。

コレステロールに関する誤解
LDLコレステロールの値が高いからといって、必ずも危険なわけではありません。本当に危険なのは、小さく硬く変性した「酸化LDL」であり、これは砂糖を多く摂取したときに発生します。

遺伝決定論への疑問
遺伝子はあくまで「銃に弾を込めるだけ」であり、引き金を引くのは私たちのライフスタイルです。

薬物療法の限界
血圧や血糖値を下げる薬は、数値のコントロールには有効ですが、病気を根本的に治すことはできません。博士はこれを「シンクから水があふれているのに、床だけを拭いているようなもの」と批判しています。

 

認知症が「第3型糖尿病」と呼ばれる理由とは?

アルツハイマーは、いわば「脳に生じた糖尿病」ともいわれています。これまで認知症の明確な原因を特定することは難しいとされてきましたが、ラフキン博士は放射線科医として数千人の脳を観察する中で、この関連性に着目しました。

血糖値が高くなり、インスリン抵抗性が生じると、脳細胞はエネルギーを十分に取り込めなくなります。その結果、脳がエネルギー不足の状態に陥り、記憶力の低下につながります。

統計によると、アメリカでは成人の約93%、日本でも3,000万人以上が何らかの代謝異常を抱えています。これは、一見健康に見える人でも、代謝の観点では問題を抱えているということを示しています。ラフキン博士は、このような生活習慣が続くことで認知症のリスクが高まると警告しています。まずは、ご自身の状態を確認してみてください。以下の5つの基準のうち、1つでも該当する場合、代謝異常の可能性があります。

■ 空腹時血糖: 100 mg/dL 以上
■ 腹囲: 男性 90cm、女性 85cm 以上
血圧: 120/80 以上
中性脂肪 (TG): 150 mg/dL 以上
HDLコレステロール: 男性 40 未満、女性 50 未満


代謝改善に導く4つの「実践戦略」

万が一、代謝異常を抱えていたとしても希望はあります。なぜなら、努力次第で代謝は改善できるからです。ラフキン博士が自らの病を克服し、数千人の人生を変えてきた「4本の柱」を見ていきましょう。

1.食事の重要性
砂糖と加工食品は絶つ、もしくは極力控えましょう。そして、博士が最も重視しているのがタンパク質の摂取です。筋肉量の維持・増加は代謝向上に直結するため、体重1kgあたり約1.6gを目安に、毎日しっかり摂取することが求められます。

例:体重70kgの場合、1日あたり約110gのタンパク質を肉・魚・卵などから摂取する

2.オートファジー断食
間食の多い生活は、膵臓の負担を増やします。1日のうち最低でも1216時間は食事を控え、インスリンを分泌しない時間を確保しましょう。この時間帯に体内の自浄作用である「オートファジー」が活性化され、代謝の改善につながります。

3.筋肉は最強の「代謝装置」
筋肉は、摂取したブドウ糖を効率よく消費する重要な役割を担っています。いわば、体内でエネルギーを燃やす「溶鉱炉」のような存在です。週23回の筋力トレーニングを習慣化することで、血糖コントロールと基礎代謝の向上が期待できます。なお、ウォーキングだけでは十分な効果を得にくいため、運動を行う際には筋力トレーニングも併せて取り入れることが重要です。

4.睡眠とストレス管理
睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を促し、血糖値の上昇を招きます。十分な睡眠時間の確保と、瞑想などによるストレスケアは、単なる生活習慣ではなく、代謝改善における重要な「治療」といえます。

 

まとめ|健康主権を自分の手に取り戻すために

医師は「痛みを和らげるこ」とはできても、体を「真に健康な状態」へと導けるのは自分自身だけです。ラフキン博士も、「ライフスタイルは、どんな薬よりも強力な治療法だ」と述べています。まずは、本記事でご紹介した代謝健康の5つの基準を、クリニックでチェックしてみてください。そのうえで、砂糖や加工食品を控え、十分なタンパク質を摂取しながら、筋力トレーニングを取り入れていきましょう。こうした習慣の積み重ねによって、新陳代謝は健やかな状態へと近づいていきます。

代謝が整えば、日々の活力が高まり、老化の進行も緩やかになります。病気に左右されない100歳時代を実現する鍵は、毎日の食事と習慣にあるといえるでしょう。

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