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じゃばらと花粉症の関係とは?特徴や成分・取り入れ方を分かりやすく解説

花粉症の症状に悩む人が多い中、近年注目されている食品の一つが「じゃばら」です。じゃばらは和歌山県北山村を原産とする柑橘類で、アレルギー反応を抑える働きを持つとされる成分「ナリルチン」を多く含むことから、花粉症対策への効果が期待されています。

本記事では、じゃばらの特徴や含まれる成分、花粉症との関係、日常生活での取り入れ方について分かりやすく解説します。


じゃばら(邪払)とは?

じゃばらは、和歌山県北山村を原産とする柑橘類で、ユズやカボスに似たさわやかな香りと強い酸味が特徴のフルーツです。果汁や果皮が使われることが多く、調味料やジュース、菓子など、さまざまな形で活用されています。北山村では古くから栽培されてきた果物で、現在は地域の特産品として広く知られるようになりました。


じゃばらという名前の由来

「じゃばら」という名前は、「邪(じゃ)を払う」という言葉に由来するといわれています。強い酸味と香りを持つことから、「邪気を遠ざけるほど力強い果実」と考えられたことが名前の由来とされています。産地である和歌山県北山村では昔から正月料理などに使われ、健康や長寿を願う縁起物として大切にされています。


じゃばらに含まれる主な栄養成分

じゃばらには、抗酸化作用を持つビタミンCや、疲労回復を助けるクエン酸など、さまざまな栄養成分が含まれています。また、ポリフェノールの一種であるフラボノイド類も豊富で、中でも「ナリルチン」の含有量が多いことで知られています。


じゃばらと花粉症の関係

近年、じゃばらと花粉症の関係に注目が集まっています。ここでは、じゃばらに含まれる成分が花粉症とどのように関わっているのかを見ていきましょう。


じゃばらに含まれる注目成分「ナリルチン」

じゃばらの大きな特徴として挙げられるのが、ポリフェノールの一種「ナリルチン」を多く含む点です。ある研究では、じゃばらに含まれるナリルチンの量はカボスの約13倍とされており、柑橘類の中でも特に含有量が多いことで知られています。


ナリルチンとアレルギー反応の関係

ナリルチンは、柑橘類に含まれるポリフェノールの一種で、アレルギー反応との関係が研究されている成分です。アレルギー反応では、体内の肥満細胞(マスト細胞)からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されることで、くしゃみ・鼻水・目のかゆみといった症状が現れるとされています。ナリルチンは、このヒスタミン放出の過程で起こる「脱顆粒現象」に関わる働きが注目されており、花粉症との関連でも研究が進められています。

また、ナリルチンには即効性があるとされ、摂取後1~2時間程度で変化を感じるケースも見られます。そのため、ナリルチンを豊富に含むじゃばらは、アレルギー反応に対して即効性がある食品としても注目されています。特に、くしゃみや鼻水の軽減は、早い段階で実感しやすい効果といわれています。


じゃばらが花粉症対策として注目される理由

じゃばらが花粉症対策として注目される理由として、ナリルチン含有量の多さが挙げられます。最近では、花粉症シーズンの対策として取り入れる人も多く、ジュースやサプリメント、のど飴など、さまざまな商品が販売されています。また、じゃばらにはビタミンCやクエン酸などの抗酸化成分も豊富に含まれていることから、健康食品として活用する人も増えています。

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じゃばらの取り入れ方

じゃばらは、果物としてそのまま味わうよりも、果汁や果皮を生かした形で取り入れられることが多い柑橘です。ここでは、じゃばらを日常生活で活用する主な方法を紹介します。


調味料として使う

じゃばらには、強い酸味と独特の苦みがあるため、みかんのように皮をむいてそのまま食べるよりも、調味料として取り入れる方法がおすすめです。果汁をそのまま鍋物や焼き魚にかけるだけでも、さっぱりとした風味を加えられます。また、オリーブオイルやはちみつ、しょうゆなどと合わせれば、サラダ用のドレッシングとしても活用できます。さらに、刺身や酢の物、すし酢の材料に加えるなど、料理のアクセントとして幅広く使うことが可能です。


加工食品として摂取する

じゃばらは、マーマレードやはちみつ漬けなどの加工食品としても取り入れられます。特に果皮には栄養成分が多く含まれているため、皮ごと使った加工品はじゃばらのメリットを生かしやすい方法といえます。保存もしやすく、パンやヨーグルトに合わせるなど、日常の食事に使いやすい点も魅力です。


のど飴として取り入れる

のど飴として取り入れるのも、じゃばらを摂取するおすすめの方法です。のどのイガイガを感じたときや花粉が気になるときに舐めることで、症状を緩和する効果が期待できます。持ち運びしやすいため、外出先でもすぐに摂取できる点はうれしいポイントといえるでしょう。


じゃばらを取り入れる際の注意点

じゃばらは花粉症対策をはじめとして、さまざまな健康効果が期待できる果実ですが、取り入れる際には注意しておきたいポイントもあります。ここでは、じゃばらを摂取する際に知っておきたい注意点について見ていきましょう。


じゃばらは医薬品ではない

じゃばらは食品であり、花粉症を治療する医薬品ではありません。そのため、花粉症を治すものとしてではなく、日々の健康をサポートする食品の一つとして考えることが大切です。症状がつらい場合や治療が必要な場合は、自己判断せず医療機関に相談しましょう。


過剰摂取に気をつける

じゃばらの果汁やのど飴などの加工食品には酸味成分や糖分が含まれているため、過剰に摂取すると胃への刺激や下痢、、糖分の摂りすぎにつながる可能性があります。健康のために取り入れる場合でも、体調や食事全体のバランスを考えながら適量を心がけることが重要です。


柑橘アレルギーがある場合は摂取を控える

柑橘類にアレルギーがある方は、じゃばらの摂取を控えるか、少量から試すようにしましょう。アレルギー反応が起きると、口の中のかゆみや違和感、じんましんなどの症状が現れることがあります。少しでも異常を感じた場合は、無理に食べようとせずに、必要に応じて医療機関を受診することをおすすめします。


まとめ|じゃばらを上手に取り入れて花粉症対策に活かそう

じゃばらは、料理の調味料として使ったり、加工食品やのど飴などの形で取り入れたりと、さまざまな方法で活用できる柑橘です。花粉症対策として注目される食品の一つですが、医薬品のような効果があるわけではない点には注意が必要です。

また、摂りすぎると体調を崩すおそれがあるため、適量を心がけることが大切です。体調や体質に合わせながら、日々の食生活の中で無理なく取り入れていきましょう。

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