最近、鏡を見ながらこんな風に思ったことはありませんか?
「いつの間にかフェイスラインが崩れてきた」
「目の下がくぼんで、ほうれい線が深くなった気がする」
「写真を撮ると、昔の自分と違う」
こうした悩みから、「ウルセラ」や「サーマクール」などのリフティング施術を検討した方も多いのではないでしょうか。しかし、せっかく施術を受けても、数か月後には元に戻ってしまい、がっかりしてしまうケースも少なくありません。
本記事では、ウルセラやサーマクールを受けても再び肌がたるむ理由や、自宅でできるホームケアなどを詳しく解説します。肌のたるみにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
「ウルセラ」と「サーマクールの仕組み

リフトアップや肌質改善ができる施術として人気の「ウルセラ」と「サーマクール」。ここでは、それぞれの基本的な仕組みをわかりやすく解説します。
ウルセラ
ウルセラは、高強度の超音波を用いて皮膚の奥にある筋膜まで熱を届ける施術です。真皮を超えた深い層にアプローチすることで、コラーゲンの生成を促進。
フェイスラインのたるみ、二重あご、頬の下垂、まぶたのハリ不足など、肌の深層からのリフトアップに効果を発揮します。
サーマクール
サーマクールは、高周波(RF)エネルギーを真皮層に届けて熱を加えることで、コラーゲンの生成を促す施術です。
皮膚の深い層を中心に作用するため、フェイスラインのもたつきやたるみ、法令線、あご下のゆるみなど、リフトアップや輪郭の引き締めを重視する方に適しています。
リフトアップの効果が長続きしない理由

「ウルセラ」と「サーマクール」は、コラーゲンを刺激して一時的にハリを与える「非手術型リフティング」です。しかし、どちらも施術も時間の経過とともに、再びたるみが現れてしまいます。
高額な費用をかけて施術を受けても、3ヶ月~1年で元に戻ってしまう理由は、皮膚の下に存在する表情筋の衰えにあります。肌の表面だけを引き上げても、それを支える筋肉が弱ければ、またすぐにゆるんでしまうのです。
基盤が弱ければ、どんなに上から持ち上げても崩れてしまう。これこそが、リフティング効果が長続きしない大きな理由といえます。
顔のたるみを引き起こす本当の原因

顔のたるみの主な原因は、「使いすぎている筋肉」と「使われていない筋肉」にあります。
私たちの顔には約40種類の筋肉が存在しますが、年齢とともに使う筋肉は限られていき、使わない筋肉はどんどん衰えていきます。
たとえば、赤ちゃんは40種類すべての筋肉をバランスよく使うため、顔全体の印象が明るく、シワもありません。一方で、大人になると無表情の時間が増えたり、口元に力を入れたりすることが多くなります。
その結果、よく使う筋肉ばかりが発達し、使わない筋肉は重力によって下がってしまい、顔の印象が大きく変わってしまうのです。
口元のシワを予防するには?
口元のシワには、筋肉の使い方が大きく影響します。無意識に口を閉じてあごに力を入れると、口のまわりにシワや緊張感が生まれて、表情が硬くなってしまいます。
シワを予防するには、使いすぎた筋肉をゆるめ、口元のバランスを整えることが大切です。ここでは、自宅で簡単にできる表情筋エクササイズを2つご紹介します。
下あごの緊張をゆるめる「エ」の発音エクササイズ
1. 口を軽く開き、「エ」と発音しながら口角を横に広げる
2. 舌の先を上あごにつけ、「ん~」と音を出す
3. そのまま10秒キープする
上記の動作を1日5回以上繰り返すことで、口元、眉間、あごの緊張が和らぎます。
口元のバランスを整える「ストロー・トレーニング」
1. 横向きにしたストローをくわえ、その状態をキープする
2. 1回につき約1分、気づいたときに行う
上記の動作を1日につき計10分ほど続けると、無表情による筋肉のこわばりが改善され、口元のバランスが整います。
マリオネットラインを予防する頬の筋肉トレーニングとは?
マリオネットライン(口角からあごに向かって伸びるシワ)は、頬の中心部分(中顔面)の筋肉が使われずに弱まり、重力によって下に落ちることで生じます。マリオネットラインを予防するためのトレーニング方法は次のとおりです。
1. 口角と頬の筋肉を「ガオーッ」と虎のように引き上げ、その表情を10秒キープする
2. 朝10回・夜10回を毎日続ける
上記の動作を習慣化することで、頬の中心部分の筋肉が鍛えられ、マリオネットラインの予防につながります。
生活習慣の改善

顔の筋トレはたるみ予防に直接的な効果がありますが、その効果を長く維持するためには生活習慣の見直しも欠かせません。ここでは、たるみ予防に役立つ3つの生活習慣をご紹介します。
健康的な食生活を意識する
コラーゲンの生成を促すためには、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・グリシンを豊富に含む食事を心がけましょう。反対に、砂糖の多い食事やトランス脂肪、インスタント食品はコラーゲンを破壊し、炎症の原因にもなるため注意が必要です。
具体的な食材としては、サバ・卵・ステーキ・ブロッコリー・パプリカ・ナッツなどがおすすめです。さらに、コラーゲンペプチドのサプリメントを取り入れるのも効果的といえます。
質の高い睡眠を確保する
たるみを予防するためには、質の高い睡眠も欠かせません。毎日7時間以上、一定のリズムで眠ることで成長ホルモンの分泌が促され、コラーゲンの生成も活発になります。
さらに、睡眠中には体内の老廃物が排出されるため、美肌や健康の維持にもつながります。
Zone2有酸素運動を取り入れる
Zone2有酸素運動とは、「会話はできるが少し息が上がる」程度の強度で行う運動のことです。心配機能を高めながら無理なく続けられる点が特徴で、エイジングケアをはじめとして、脂肪の燃焼、心肺機能の強化、持久力や回復力の向上などに効果があるとされています。
Zone2有酸素運動を取り入れる場合は、週3回以上・1回につき30分以上を目安に行いましょう。その際、心拍数は「(220-年齢)×0.6~0.7」が最適とされています。具体的な運動メニューとしては、速歩き・軽いジョギング・サイクリング・水泳などがおすすめです。
まとめ
肌のたるみは、リフティング施術だけでは改善できません。顔の筋肉を鍛え、食べる・眠る・動くという生活習慣を整えることで、初めて本当にハリのある若々しい肌が作られます。
本記事でご紹介した顔の筋肉トレーニングは、基本的に「笑顔」を作る筋肉を鍛えるものです。赤ちゃんの肌にシワがなくキレイなのは、常に笑っているから。笑顔の多い人は印象も良く、シワも少ない傾向があります。
意識的に笑顔を増やして、今よりもっと若々しく、明るい肌を目指しましょう。






